8月6日と9月17日、釜石市平田みなし第1仮設住宅に於いて、子供支援活動としてインラインスケート体験を開催致しました。
この日は、両日共に天候もよく、住民、近隣の子供たちが集まり、はじめて体験するインラインスケートで汗を流しました。
(一社)インラインスケート協会より公認インストラクターの方がおいでになり、安全で楽しい講習をしていただきました。
住民の皆様が、お孫さんの楽しそうに滑りを写真に収めるお姿が印象的でした。
7月24日、大船渡市内において、スポーツ少年団を対象に、こどもスポーツ支援活動をおこないました。
この活動も定着化し、多くの子供たちが参加して、インラインスケートを体験しました。
5年経った今でも、子供たちの遊び場は多くありませんし、スポーツ少年団も現象傾向にあります。心身ともに健康な、こども教育の立場からも、こどもの目線に立った活動支援が必要だと思われます。
東日本大震災により、肉親を亡くしたり、震災の影響で心に問題を抱えたままの子供たちが集まる、大槌こども夢ハウスに伺い始めて、およそ1年が経ちました。
この1年間で、数回の坐禅体験をしてもらいましたが、回を重ねるごとに、静かになり、姿勢も正しくなり、坐る時間も長くなってきました。
その効果もあってか、昨年までは数名の不登校者がいたのですが、今ではすべての子供が、登校をはじめました。まだまだ、心の迷いは見られますが、少しずつ自分で前に進む術を見つけ出しているようです。
今後も、子供たちの心に寄り添った、支援活動が求められております。
7月19日、釜石市内の仮設住宅において、室内外清掃活動をおこないました。第4教区青年会山水会のご協力により、甲子第7仮設住宅の室内清掃並びに敷地内の草刈清掃をおこないました。
引越しや自立再建により、入居者の減少がみられますが、高齢者の方々は、エアコンや高い場所の清掃が困難であることにかわりはありません。
仮設住宅が撤去されるまでは、地道な活動の継続が望まれます。
6月17日、釜石市甲子第七仮設住宅において、炊き出し活動がおこなわれました。
住民の方と第四教区青年会山水会の皆様で、おにぎりを握り、冷やしうどんを作って、いっしょにいただきました。
おいしいものを食べ、笑顔のなっていただき、楽しい時間を過ごしました。
これまで、継続的に活動してきました、釜石市内でのお茶っこサロンにおいて、住民の皆様が製作された手芸品を、本年度の各研修会等で展示、販売することとなりました。
昨年までに全国の婦人会様より寄せられました布生地を利用して、作られたエコバッグやティッシュケース等の品々を、現職研修会や寺族会研修会、婦人会総会にて展示販売させていただくこととなりました。そして、この売り上げは、仮設住民の方々の手芸品製作の支援に使わせていただきます。
ご参加の皆様のご協力をお願い申し上げます。
2月8日、釜石市甲子第七仮設住宅に於いて、お茶っこサロンをおこないました。
最近は、住民の方のお惣菜をいただくことが多くなってしまっており、季節の話で盛り上がるサロンになってきています。
おいしいイカ焼き、ご馳走様でした!
1月25日、釜石市甲子第七仮設住宅に於きまして、今年はじめてとなるお茶っ子サロンが開催されました。
復興公営住宅への移住も進み、すでに入居率が半分ほどとなっている県内仮設住宅ですが、復興住宅の建設の遅れや、盛り土整備の着工遅れなどで、予定通りに進まない様子を心配される様子が伺えます。
そんな中でも、参加された住民の方々は、小正月用の手作りのきらず団子を振舞ってくださり、私たちのほうがおもてなしを受けるサロンとなりました。
サロンへの参加人数も少なくはなっておりますが、これからも住民の皆様に寄り添った活動が必要であると感じる一日となりました。
11月に入り、めっきり寒くなってまいりましたが、今月の16日と25日の2回、大槌にあります「子ども夢ハウス」さんを訪問し、子ども達といっしょに時間を過ごしてまいりました。
ここに通う子ども達の多くは、東日本大震災により肉親を亡くされた子たちです。未だに行方が不明の方もおられ、たくさんの悲しみを抱えておられます。
当センターでは、子ども達の交流を深め、坐禅体験や放課後活動、さらには供養といった支援をさせていただいております。
新たに始まったこの活動ですが、継続的な活動として定着するようにしていきたいと思います。